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2025.06.01

『銀行実務』2025年6月号に当社代表鈴木秀弥の記事が掲載されました

金融専門誌『銀行実務』2025年6月号(株式会社銀行研修社発行)において、当社代表取締役 鈴木秀弥の寄稿記事が掲載されました。

掲載誌について

『銀行実務』2025年6月号
特集1 AIで「変わる」「変える」金融業務

記事概要

テーマ:金融機関におけるセキュアな生成AI活用に向けたオンプレミス×ローカルLLMの重要性

本記事では、金融機関における生成AIの現状と課題を整理したうえで、「オンプレミス×ローカルLLM(大規模言語モデル)」という新たな選択肢の重要性を解説しています。従来のクラウド・SaaS型サービス利用に伴う情報漏洩リスクや従量課金コストの問題を克服しつつ、世界最先端水準の性能をローカル環境で実現することで、金融機関業務への生成AI適用を本格化させることが可能であることを示しています。

【主なポイント】

  1. 生成AI活用の現状と課題
    • 日本銀行調査では金融機関の生成AI利活用状況は、「利用中が約3割、試行含め約6割」。
    • 個人情報・機密情報の入力禁止措置により、本格導入が進まないジレンマ。
  2. オンプレミス×ローカルLLMの3大メリット
    • セキュリティ向上:完全閉域環境で機密データも安心して入力可能。
    • コストメリット:従量課金不要で電気代のみ、長期的にはSaaSより安価。
    • 高カスタマイズ性:自社専用用語やフォーマットを学習させたアプリ開発が自在。
  3. 今後の活用シナリオと使い分
    • 高機密・大量処理・リアルタイム性不要の業務にオンプレミス×ローカルLLMを最適適用。
    • 社員全体向けチャットボットなど、大規模アクセスには引き続きSaaS型も有力。
    • ユースケースに応じた「クラウド×オンプレミス」のハイブリッド運用が鍵。


株式会社Ippu Senkinについて
株式会社Ippu Senkinは、クライアント企業のビジネス効率や収益向上を目指し、AIアプリケーション開発およびAI活用支援コンサルティング事業を提供しています。特に、生成AIを用いた高度な業務プロセスの支援や、AI・データ戦略の策定、さらには内製化を含む人材育成まで、包括的なサービスを通じて支援します。

会社名:株式会社Ippu Senkin
設立日:2024年5⽉1⽇
代表者:代表取締役 CEO 鈴木 秀弥
所在地:東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス 2F
URL:https://ippu-senkin.com