
株式会社Ippu Senkin(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:鈴木 秀弥、以下「Ippu Senkin」)は、金融機関向けにオンプレミス型AI面談記録ソリューション「Local-Rec AI」の提供を2026年2月24日より開始いたしました。本ソリューションは、顧客との面談音声をアップロードするだけで、高精度な文字起こし・話者分離に加え、各金融機関の記録フォーマットに準拠した面談記録の自動生成、さらにはコンプライアンスチェックまでをワンストップで実現します。完全オンプレミス環境で稼働するため、顧客の個人情報や財務情報を外部に出すことなく、安全にAIを活用した面談記録業務の効率化が可能です。さらに、API料金が不要なオンプレミス型の特性により、クラウド型SaaS比で1/10以下のコストでの運用を実現し、全行的な大規模展開にも対応します。
金融機関の営業現場では、顧客との面談後に営業支援システム等へ面談記録を入力する業務が日常的に発生しています。しかし、この記録作成には面談時間の1.5倍以上の時間を要するケースも多く、営業担当者にとって大きな負担となっています。1日に複数の面談を行う担当者にとっては、本来顧客対応に充てるべき時間が記録作成業務に圧迫され、営業活動の質・量の両面に影響を及ぼしています。
また、手作業による記録は担当者ごとに品質のばらつきが生じやすく、重要な商談内容の記載漏れや、担当者の異動・退職時における引き継ぎの困難さといった課題も生じています。
金融商品の販売においては、金融商品取引法等に基づく重要事項の説明義務が課されており、投資信託・保険・外貨預金などの商品販売時に適切な説明が行われたかどうかの確認が不可欠です。しかし、従来の管理手法では面談内容の全量チェックは現実的に困難であり、営業管理職による確認作業にも限界がありました。
こうした課題に対し、AI議事録サービスの活用が注目されていますが、金融機関では顧客の個人情報や財務情報が面談中に日常的に扱われるため、クラウド型のAIサービスへの情報入力はセキュリティポリシー上困難なケースが多く存在します。また、クラウド型サービスを大規模に導入した場合、従量課金による年間数億円規模のコスト負担が発生する可能性があり、全行的な展開においてはコスト面での課題も大きくなります。
本ソリューション「Local-Rec AI」は、これらの課題を包括的に解決する、金融機関に特化したオンプレミス型AI面談記録ソリューションです。
API料金が不要なオンプレミス型のため、利用量にかかわらず従量課金が発生しません。クラウド型の従量課金制サービスでは、利用規模の拡大に比例してAPI料金が膨らみ、全行的に展開した場合のコスト負担が導入の大きな障壁となるケースが多く見られます。
本ソリューションは、初期導入費用とライセンス費用・保守費用のみで運用が可能なため、大規模に利用するほどコストメリットが拡大します。利用規模によっては、クラウド型サービスと比較して年間コストを1/10以下に抑えることが可能であり、営業担当者全員が日常的に利用する全行展開においても、持続可能なコスト構造を実現します。

専用AIサーバーを金融機関の行内ネットワークに設置し、インターネット等の外部接続を一切行わずに稼働します。面談中にやり取りされる顧客の個人情報や財務情報、経営情報などの機密性の高いデータを入力しても、情報が外部に流出するリスクがありません。厳格なセキュリティポリシーを有する金融機関でも、安心して生成AIを業務に活用いただけます。
単なる文字起こしや要約にとどまらず、各金融機関のフォーマットに合わせた構造化された面談記録を自動生成します。資金使途、希望時期、金額規模、ネクストアクション、行内ToDoなど、営業支援システムへの入力に必要な項目をAIが会話内容から自動的に抽出・整理します。
記録のフォーマットや抽出項目は、導入先の金融機関ごとに個別にチューニングして納品いたします。法人融資、投資信託販売、保険販売など面談種別ごとに異なるフォーマットを複数設定することも可能であり、貴行の業務運用や営業支援システムの入力項目に最適化した形で記録を出力します。また、金融専門用語や地域固有の取引先名称などを事前に辞書登録することで、文字起こしの精度をさらに向上させることができます。
これにより、面談記録の作成時間を従来比で約90%削減し、担当者の業務負荷を大幅に軽減します。
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金融機関特有のコンプライアンス要件に対応した自動チェック機能を搭載しています。
■ 重要事項説明チェック
投資信託、保険、外貨預金、仕組預金などの金融商品販売時に、リスク説明・手数料説明・クーリングオフ説明・適合性確認といった重要事項が適切に説明されたかどうかを、AIが面談内容から自動判定します。
■ NGワード検知
「絶対儲かる」「元本保証」「損はしない」など、不適切な勧誘に該当し得る表現を自動検知します。標準で約100パターンを搭載しており、各金融機関の方針に合わせたカスタム登録も可能です。
営業管理職・コンプライアンス担当者向けに、部署全体の面談記録とコンプライアンス判定状況を一覧で確認できるダッシュボードを提供します。
各面談記録に対して「問題なし」「要確認」「要対応」の3段階でコンプライアンス判定を表示し、対応が必要な案件を即座に把握できます。顧客名、面談種別、担当者、コンプライアンス判定状況、日付範囲などの多様な条件でフィルタリングが可能であり、管理業務の効率化と見落としの防止を両立します。
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本ソリューションの導入により、以下の効果が期待できます。
当社は、本ソリューションのコア技術である「オンプレミス型AI議事録ソリューション」において、すでに複数の金融機関への導入実績を有しています。株式会社京葉銀行様および株式会社東和銀行様をはじめとする金融機関に対し、完全オンプレミス環境での高精度な文字起こしと議事録自動生成システムを提供し、議事録作成業務の大幅な工数削減を実現してまいりました。
これらの導入実績で培った金融機関特有のセキュリティ要件への対応力、高精度な文字起こし技術、そして業界固有の専門用語への対応ノウハウを基盤として、新たに営業現場の面談記録業務に特化した本ソリューション「Local-Rec AI」を開発いたしました。
金融機関の営業現場では、日々数多くの面談が行われていますが、その記録作成に費やされる時間は膨大であり、本来の顧客対応に充てるべきリソースが圧迫されています。加えて、面談記録はコンプライアンスの観点からも極めて重要であり、正確かつ網羅的な記録が求められます。
しかし、顧客の個人情報や財務情報が含まれる面談内容を外部のクラウドサービスに入力することは、多くの金融機関にとって容認し難いものです。
Local-Rec AIは、完全オンプレミス環境で稼働することで、セキュリティとコストの両面でこの課題を解決します。京葉銀行様・東和銀行様をはじめとする金融機関へのAI議事録導入で培った技術とノウハウを基盤に、面談記録の自動生成からコンプライアンスチェックまでを一気通貫で実現するソリューションとして、金融機関の営業現場のDXに貢献してまいります。
詳細については、当社HPお問い合わせフォームからご連絡ください。
株式会社Ippu Senkinは、クライアント企業のビジネス効率や収益向上を目指し、AIアプリケーション開発およびAI活用支援コンサルティング事業を提供しています。特に、生成AIを用いた高度な業務プロセスの支援や、AI・データ戦略の策定、さらには内製化を含む人材育成まで、包括的なサービスを通じて支援します。
会社名:株式会社Ippu Senkin
設立日:2024年5⽉1⽇
代表者:代表取締役社長 CEO 鈴木 秀弥
所在地:東京都中央区銀座8丁目14-9 デュープレックス銀座タワー8/14 701
URL:https://ippu-senkin.com/